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「綿向山を愛する会」の定期総会が開催されました。
総会には18名の出席と71通の委任状が寄せられて会議は成立し、すべての議案が異議なく承認されました。
参加者は男性8名女性4名、総勢12名と少なく、顔ぶれも毎回ほとんど同じで、先行きが心配されましたが、幸い天候に恵まれ少数精鋭の舞台で、精力的に作業を実施しました。
男性群は、近年登山道の崩落が激しい、水無コースの道普請を中心に行い、安全確保が難しい2カ所については、新たに巻き道を作り大掛かりな作業になりました。
一方女性軍は、冬の綿向山の霧氷人気で登山者が増え、汚れの目立つ「あざみ小舎」と「五合目小屋」の拭き掃除と、周辺に散らばっているティッシュペーパーの片づけを実施し、ゴミ袋3袋分のごみを回収しました。
山頂に全員揃ったところで、遅めの昼食をとり、午後の部は、全員で新緑とシャクナゲが美しい竜王山経由で下山し、倒木や枯れ枝の撤去と、登山道の清掃を行いました
今年は久しぶりに「表参道」「水無ルート」「竜王山ルート」の3ルート全てを回ることができ、中身の濃い清掃登山になりました。
御幸橋の駐車場に戻って来た時は午後4時を過ぎていました。ご参加いただいた方々、本能にお疲れ様でした。
【文:「鹿笛」の鈴木さんの報告より】
【写真:「鹿笛」より】
第75回式年遷宮として、綿向山頂の大嵩神社の社殿が新しく建て替えられた。
標高1110mの山頂にあって20年ごとに伝わる式年遷宮が長年行われているのは、全国的にみても極めて珍しく貴重な伝統行事である。
綿向山のご縁で、駐車場整理係等の協力要請を受けた綿向山を愛する会では、奉仕を申し出た竹村久二夫会長以下有志8名が早朝より参加して、斎行を支えた。
午前11時25分大嵩神社の遷宮祭が開始された。
前回の平成8年の霧氷の山頂とはうって変り、今回は穏やかな日和に恵まれ、遷宮祭の山頂は一般の登山者を含め400人でいっぱい。神事が終わった午後からも新社殿にお詣り登山の他県からのバスの方々も見え、この日は約600人で賑わった。
【文:「鹿笛」の横山さんの記事より抜粋】
【写真:「WAK掲示板山小舎」の綿向老人さんより1枚転載】