竜王山から綿向山頂上への縦走について
このコースは、各季節初夏は新緑、シャクナゲの群生、秋は紅葉、冬は雪景色など色々楽しめるコースとなっています。しかしながら現在綿向山頂上に向けての登山コースについては、上下山とも竜王山から綿向山への縦走コースしかありません。また、このコース上のエスケープルートについても通行止めになっているので、途中で何らかの障害が起きても下山できませんのでご承知ください。
次に参考タイムですが、人により、またその日の条件等により大きく変わります。
1000mを超える山ですので、突然天気の状況が変わることもあります。これを踏まえたうえで、前記コース(御幸橋駐車場から竜王山頂上経由綿向山頂上往復)にかかる時間は(駐車場は御幸橋の駐車場しか利用できません)、みなさんよく利用されてるヤマップの標準タイムでは休憩無しで6時間~7時間位と思われます。これに休憩時間を加えてください。登山に掛る時間帯としてはほぼ一日かかります。個人により経験や体力が異なりますが、一般的に言えることは、登ったとしても、前掲のデータにあるように、このコースでは休憩や昼食時間を足すと、日照時間の短い時期は、まるまる一日かかる登山になると思ってヘッドランプやツェルト、アイゼン等の非常用装備は必ず携行してください。また、基本的に登山地図を見て自分で計画を作れない人にはリスクのある山と考えて、正午の時点で山頂に着いていなければ引き返す様にして下さい。ましてや、冬場、特に年末では日照時間が最も短いこととなります。冬季積雪量は年によって異なります。無いということは断定できません。むしろあるということを前提とした方がいいと思います。直前の天気予報で判断してください。また、走行の距離は11.2km、累計標高差は1118mとなっており、かなりアップダウンのきつい行程になります。また、夏場においては十分な水分補給が必要とされます。表参道を登るときの倍以上の十分な用意をしてください。
さらに、よくある登山案内書において難易度と初心者の表現がありますが、両方非常にあいまな言葉で、医学上の数値のような定義がありませんので、我々が通常お知らせしているのは、このコースは、体力に自信のない人はちょっと無理で、また、山に慣れていない人で(これを初心者というのかもしれませんが)このコースの経験のない人は一人で登らないでください、としています。なお、疲労やけがが発生し救助隊を要請したケースも数多く発生しています。以上のことを参考に、表参道等のコース閉鎖を機に、楽しさが倍増する竜王山~綿向山縦走コースをお楽しみください。

