Welcome

登山コース・コース上や山麓の見どころ

現在綿向生産森林組合の林道工事及び森林伐採作業により、表参道、北参道(廃止)水無北尾根の各コースは令和9年4月まで閉鎖されています。従って綿向山頂上までは竜王山からの縦走コースのみとなっています。

No 登山コース 難易 コース内容 参考所要時間(徒歩)
1 表参道コース 初級 西明寺口⇔(御幸橋経由)表参道登山口
表参道登山口⇔綿向山頂上
上り20分 下り20分
上り2時間 下り1時間20分
2 北参道コース 中級 このコース西明寺口⇔(水木谷林道経由)奥の平橋
奥の平橋⇔(北参道~5合目~表参道経由)綿向山頂上
■通行不能
3 水無山
北尾根コース
中級 表参道登山口⇔(小便コバ経由)綿向山頂上
★水無山登頂コース(一般)水無山北尾根分岐より水無山頂上往復
上り2時間30分
下り1時間50分
往復50分
4 竜王山~
綿向山縦走
コース
中級 竜王山登山口⇔竜王山頂上
竜王山頂上⇔綿向山頂上
上り1時間 下り30分
上り2時間 下り1時間20分

学術的資産価値

「ブナ」の原生林

表参道7合目から頂上付近にかけては、県内では少なくなった「ブナ」の原生林が群生し見事な生態系をなしている。

「ワタムキアザミ」

綿向山で、最初に発見されたので、その名が付けられた「ワタムキアザミ」が生育しており、地元にとっては大変誇りとするところです。ワタムキアザミそのものは、静岡県西部から三重県志摩地方まで広く分布しているので、綿向山の特産ではありません。

接触変質地帯

北畑林道に露出している「接触変質地帯」は、古生層の石灰岩や粘板岩が花崗岩の熱で変質して石灰岩中に硅灰石などが生じたり、粘板岩が接触変成岩になったもの。地質学的に貴重とされ、天然記念物に指定されている。

西明禅寺

山麓の西明禅寺は聖徳太子の開祖と伝えられ十一面観世音菩薩像(重要文化財)を祀る。

ヒダリマキガヤ

山麓の熊野は、綿向山における修験道山伏達によって伝えられ、熊野神社が祀られている。村内には、貴重な植物として「ヒダリマキガヤ」が国の天然記念物に指定されている。

綿向山の植物

【綿向山の植物】

山麓から中腹にかけてスギ、ヒノキの植林が多く、中腹にはよく手入れされたヒノキの美林がある。7~9合目間にはブナ、ミズナラの落葉広葉樹の二次林が発達している。この二次林は、ブナ、ミズナラのほか、シデ類(アカシデ、イヌシデ、クマシデ)やサワシバを混生し低木類にアセビ、ムラサキシキブなどがみられる。山頂から雨乞岳に向かう尾根筋には、ブナ、ミズナラ、オオイタヤメイゲツ、コナラ、シロモジ、リョウブなどの亜高木林がある。頂上付近は、イブキササ(クマササ)の風衝植生となっている。

【ワタムキアザミ】

キク科 山地の樹陰にはえる多年草。茎は細く、高さはふつう30~60センチ、まれに1mに達し、毛が生える。花時に根性葉があり、長さ15~30cm、薄くて縁は欠刻~羽状に深裂する。

開花期は9~10月。頭花は少数で、長柄の先に点頭して咲き、径3~4cmある。花冠は長さ15~17mm、幅1cm内外、先が刺針になる。  和名は綿向山産が基準標本になっていることによる。 県東南部から三重県、静岡県西部の500~700mの温帯下部に分布する。県内では、綿向山の北の藤切谷、御在所岳、鎌ヶ岳、油日岳の谷筋に多産する日本の固有種

      綿向山の日制定

      滋賀県蒲生郡日野町は、住民に親しまれている綿向山を故郷の山として町の活性化に生かそうと、「綿向山の日」を制定しました。その記念すべき日は、標高1,110mに因んで
      11月10日です。

      以下全文です
      日野町告示第43号

      「綿向山の日」を次のとおり制定する。
      日野町長 奥 野  弘 三

      綿向山は、標高1,110m、鈴鹿山系の一峰で、鈴鹿国定公園内にあり、歴史に古い神を祀る大衆の山であります。地元住民には、「おおだけさん」 と崇め親しまれ心の礎となっています。また、四季おりおりに美しい景色の移り変わりを見せ、日野川の最源流に位置し、人々に有形無形の自然の恵みを与え続けています。

      登山口には、天然記念物に指定されている「綿向山麓の接触変質地帯」があり、またワタムキアザミやワタムキボウシ、ブナの原生林など希少価値のある植物が分布しています。比較的登り易い山として最近町内外から登山者が増えています。稀に国の天然記念物である日本カモシカも見ることができます。

      貴重な自然が多く残され、町内各学校の校歌や町を代表するものに、その名が使用され親しまれている綿向山を、住民がこぞってふるさとの山を再認識し、自然を守り親しむとともに、その恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむために、また、町の象徴として、その存在を更に高揚するため「綿向山の日」を制定します。

      制定日  11月10日

      綿向山の標高が、1,110mであるため。